佐藤優, 宮崎学, 田原総一朗(責任編集)『「殺しあう」世界の読み方』(アスコム)2015/05/23
「殺しあう」世界の読み方 (田原総一朗責任編集 オフレコ!BOOKS)
- 作者: 宮崎学,佐藤優
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2015/05/23
- メディア: 新書
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引用・参考文献
宮崎さんは異色の自伝『突破者』(南風社、1996年)で作家デビュー。(田原)
突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年〈上〉 (幻冬舎アウトロー文庫)
- 作者: 宮崎学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1998/12
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突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年〈下〉 (幻冬舎アウトロー文庫)
- 作者: 宮崎学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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佐藤さんは、元・外務省主任分析官で、10年ほど前に『国家の罠—外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社、2005年)で論壇デビュー(田原)
日本を憂うオールド・マルキスト宮崎さん、『いま生きる「資本論」』(新潮社、2014年)を書いた佐藤さんと、まずピケティ『21世紀の資本』をどう読むか、から議論していきたい。 (田原)
ピケティは結局、『貧乏物語』の河上肇とおなじことをいっているわけです。 (佐藤)
闇金ウシジマくんは、当然デフォルメされたえぐい世界ですが、タクシーの運転手さんや普通のOLなんかを等身大に描いている。
水野さんの議論が面白いのは、大きくさかのぼって歴史に学び、現在の状況をとらえている点です。 (佐藤)
『地中海』を読めば、近代システムの限界が明らかとなって、次のシステムへの移行プロセスの真っ只中にいることがよくわかる」といっています。(佐藤)
- 作者: フェルナンブローデル,Fernand Braudel,浜名優美
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2004/05
- メディア: 単行本
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- 作者: フェルナンブローデル,Fernand Braudel,浜名優美
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの『共産党宣言』は、「妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が」という言葉で始まる。(宮崎)
岩波書店から1930年台前半に出た『日本資本主義発達史講座』を執筆したグループが中心となったので、「講座派」と呼ばれます。(宮崎)
これが宮崎さんたちの時代の共産党の雰囲気をよく表している。(佐藤)
『収容所列島』のソルジェニーツィンみたいなのは例外で、ソ連の当時の作家たちは「あいつは要領が悪い」といったんです。 (佐藤)
収容所群島 1―1918ー1956文学的考察 (新潮文庫 ソ 2-7)
- 作者: アレクサンドル・ソルジェニーツィン,木村浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/02
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